読みもの · 頭の中がうるさい人のために
ADHDのタスク管理、なぜToDoアプリは続かない?
ToDoアプリを10個以上乗り換えても3日と続かなかった経験があるなら、問題はあなたの意志力ではなく、ツールの前提にある可能性が高いです。ほとんどのタスク管理アプリは「ユーザーはすでに考えを整理できている」という前提で作られています。プロジェクトを作り、カテゴリを選び、締め切りと優先度を入力する。でも、ADHD傾向があったり頭の中がとりわけ騒がしい人にとっては、まさにその整理のステップこそが最大の壁なのです。
ワーキングメモリというボトルネック
ADHDの中核的な困りごとのひとつが、ワーキングメモリの過負荷です。頭の中でタスク、心配ごと、アイデアが同時に再生されるのに、それを保持しておける容量は限られています。「メモしなきゃ」とアプリを開くうちに考えが消え、カテゴリを選んでいるうちに次の考えが割り込んでくる。入力までの摩擦が大きいほど、記録は失敗します。
そこに完璧主義が重なります。「ちゃんと整理して入れなきゃ」というプレッシャーは着手そのものを先延ばしにさせ、放置されたアプリはやがて罪悪感のリストになって、二度と開かれなくなります。
順番を逆にする:整理より先に書き出す
ブレインダンプは、この順番をひっくり返します。整理は後の問題。まず頭の中のものを全部外に出すことだけに集中するのです。頭の中がうるさい人に効くルーティンは、拍子抜けするほどシンプルです。
- 書き出す:浮かんだものを形式なしで全部書きます。「レポート締め切り」「あー疲れた」「転職しようかな」— タスクと気持ちと悩みが混ざっていて大丈夫。
- 仕分ける:書き出したものをタスク/気持ち/悩みに分けます。このステップが面倒ならAIに任せましょう。仕分け自体が目的ではなく、本当のタスクだけを取り出すのが目的です。
- 今日の3つ:タスクの中から今日本当にやるべき2〜3個だけ選びます。残りは保管場所が覚えていてくれます。リストが短いほど、実行率は上がります。
気持ちと悩みをタスクリストから切り離すことは、思った以上に重要です。「転職しようかな」はチェックボックスで完了できる項目ではありません。ToDoリストに混ざっていると、永遠に完了しない項目としてリスト全体を重くしてしまいます。
ツールを選ぶ3つの基準
- 1秒で開けること:考えが消える前に書ける必要があります。ブラウザのサイドパネルのように、いつもそばにある形が理想的です。
- 入力に形式がないこと:カテゴリ・締め切り・優先度を要求せず、テキスト1行で十分であること。
- 整理を代わりにやってくれること:仕分けが手動だと、結局たまります。自動仕分けがあってこそルーティンが続きます。
Dumplyはこの基準で作りました
Dumplyは頭の中がうるさい人のためのブレインダンプChrome拡張です。サイドパネルに書き出すだけで、AI探偵ペンギンのアルフレドがタスク・気持ち・悩みに自動で仕分け、今日集中すべきことを選んでくれます。登録不要、無料で始められます。